IT企業の最大手でエンジニアをやっていた私がテックエキスパート(TECH::EXPET)の無料カウンセリングに行ってきました。
私の友人(31歳)がプログラミングスクールに通う予定で、30代に強いと評判のテックエキスパートに興味を持ちました。ただ「どこのスクールが良いのか素人には分からないのでご飯をおごる代わりに無料カウンセリングに行って判断してきて欲しい」と頼まれたので行ってきました。が、せっかくなのでこのようにブログとして書き残しています。同じように悩んでいる人がいましたら、参考にしていただけると嬉しいです。
【まとめ】テックエキスパートの無料カウンセリング
細かいことはあとで書こうと思うのですが、ぶっちゃけエンジニア業界で活躍してきた人から見てテックエキスパートどうだったの?っていう結論から書きます。
無料カウンセリングって何やったの?
IT業界のキャリア相談を20分、テックエキスパートの説明を20分、質疑応答が20分のイメージです。
キャリア相談は「エンジニアに向いているのか?なんでエンジニアに興味をもったのか?エンジニアになってどうなりたいのか?」といった部分をハッキリできる良い機会だと思いました。
テックエキスパートってどう?
エンジニアとしてバリバリ開発していた私から見ても、優良プログラミングスクールだとおもいました。
とにかくカリキュラムが優秀でAWSなどの需要の高い最先端技術が学べる所やインフラ~アプリまで一通り学べるところは良いです。たぶん、エンジニア経験者で「このカリキュラムは微妙」という人はいないと思います。それぐらい良かったです。
たぶん、転職実績が高いのはカリキュラムが良いからだと思いました。
カウンセリング受けたら勧誘される?
勧誘は全くなかったです。
テックエキスパートに申し込む場合は、カウンセリング終了後にネットからの申込みになるとのことでした。その場で何かを書くわけではないので、勧誘というものが存在しないので安心してください。
また、加えてテックエキスパートに入ってから14日間は無条件で返金できるそうです。
【詳細】テックエキスパートの無料カウンセリング
結論はまとめたので、ここからは時系列に沿ってテックエキスパートの無料カウンセリングの流れ、大手IT企業でバリバリ働いていた人から見てテックエキスパートってぶっちゃけどうだった?というところを詳細にまとめたいと思います。
渋谷で無料カウンセリング。他にも心斎橋校、名古屋校もある。
平日は日中で仕事をしている身なので、無料カウンセリングは21時の遅めに予約をしました。カウンセリング自体はオンラインでも可能なのですが、雰囲気も味わいたかったので渋谷に行って、直接カウンセリングを受けてきました。
渋谷の場所はこちらです。
迷わないようにスマホの地図アプリに下記の住所を入れてナビしてもらいましょう。
東京都渋谷区道玄坂2丁目23−12 フォンティスビル7F
渋谷駅からテックエキスパートまでの間にある目立つ建物としては「渋谷駅ハチ公口→109(駅から見て右側の道路を直進)→東急デパート→テックエキスパート」の順番で見えるはずです。
渋谷は迷いやすいので面談50分前までに渋谷駅着目安に
渋谷の駅が複雑なのもありますが、渋谷駅周辺も迷いやすいです。私も久しぶりに渋谷に行きましたが迷って20分くらいかかってしまいました…。笑
また、早く着きすぎても安心してください。テックエキスパートの隣のビルにはタリーズコーヒーがあります。
コーヒーに含まれるカフェインにはリラックス効果があることが分かっています。カウンセリング前に緊張してしまっているときは1杯コーヒーを飲んでリラックスしましょう。
到着前に知っておくと良い知識
テックエキスパートはエレベーターを使って7階にあります。7階にはお手洗いがあります。テックエキスパートに入る前にお手洗いにいくことができます。
あとはビジネスマナー的な話ですが、理想の訪問時間は5分前です。10分前ではすこし早すぎますし、時間ちょうどだと相手側が少し心配してしまうので、ちょうど5分前に到着できれば理想とおぼえておきましょう。
遅刻は厳禁です。最大15分遅刻すると日程の調整が必要になるとHPにかいてあります。時間には気をつけましょう。
テックエキスパート渋谷校に到着。エレベーターで7階へ
ビルの7階にエレベーターで登っていくとテックエキスパートがあります。エレベーターが開くと、このような光景が広がります。
目の前の箱が靴箱になっているのですが、真ん中の靴箱の上にiPad(アイパッド)のタブレットが置いてあります。iPadの画面に表示されている「無料カウンセリング」をタップして4桁の予約IDを入力すれば、担当の人が迎えに来てくれます。
予約IDってなに?忘れた場合はどうすれば?無料カウンセリングの予約をしたときに「【TECH::EXPERTの〇〇です】無料カウンセリングのお申込みが完了しました」というタイトルのメールが来たはずですが、そこのメールの中に予約IDが記載されています。
このタイトルのメールです。担当は時間で異なると思いますので、メールを検索するなら以下の文コピーして検索してみてください。
無料カウンセリングのお申込みが完了しました
このメールの一番下に予約IDが記載されています。私の場合は「7122」だったので、iPadに「7122」を入力しました。
また、もしメールを削除してしまったり、忘れてしまっても安心してください。テックエキスパートのスタッフの方が近くにいますので、声をかけてください。
その場合は
- 予約した時間
- 名前をフルネーム
- 予約IDを忘れてしまったこと
の3点を伝えてください。
ちなみにスタッフは黒のパーカーか黒のポロシャツを着ています。胸に「TECH::EXPET」と書いてあります。
iPadに入力すると、それを見たスタッフの方がすぐに椅子に案内してくれました。すごく好感が持てました。恐らくテックエキスパート側ではiPadに入力すると担当に連絡がいき、担当の人が迎えに行くという流れだと思いますが、気を利かせてくれたのだと思います。
ただ、椅子に座る間もないくらいでカウンセリング担当の方が着てくれました。実はプログラミングスクールのカウンセリングって今回がはじめてではないんですけど、予約した割に待たせるところってあるんですよね。ここまでの対応は文句なしの満点だと思います。
カウンセリング担当の方は男性だったんですが、すごく爽やかで感じが良い印象を受けました。30歳になると対応されるのが年下が増えてきていろいろ気になってしまうんですけど、話しやすくてよかったと思います。
カウンセリングは個室で行うとこのことで受付から30秒くらいの場所にある個室に案内されました。
カウンセリング以外でも個室で受講生とスタッフさんが打ち合わせのようなものをしていたのですが、楽しんでやっている感じがします。笑顔が目立ちました。その反面、作業に集中している人は真剣に取り組んでいて緊張感が伝わりました。
私はプログラミング経験者なので分かるのですが、プログラミングを習得するのは大変です。ただ、こういう雰囲気で学べるのは羨ましいなぁと思いました。
個室でのカウンセリング開始
上の写真は実際の個室の写真なのですが、声は聞こえないけど外から中が見えるというオシャレな会議室で無料カウンセリングが始まりました。(余談ですが、ペットボトルに入ったお水をいただけます。)
無料カウンセリングは1時間(60分)なのですが、内訳を簡単に説明すると
- やりたいことを聞いたりする、カウンセリング時間(約20分)
- テックエキスパートの説明(約20分)
- 質問タイム(約20分)
の3部で構成されているイメージです。多少の前後はあると思います。この順序に沿って説明していきたいと思います。
また、カウンセリングの中でポイントとなるところはエンジニア経験者として解説を入れていきたいと思います。
※私はエンジニア経験者なので、31歳飲食店勤務でプログラミング未経験という想定でお話をさせていただきました。
冒頭のカウンセリング時間の内容
最初の20分はこちらの話を聞いてくれた感じです。
- どうしてエンジニアを目指すのか?
- エンジニアでなにかやりたいことがあるのか?
- どうしてテックエキスパートに興味を持ってくれたのか?
といったことを聞かれました。和やかな雰囲気で進み、徐々に自分のやりたいことが明確になってきたような感じがしました。
テックエキスパートの担当者さん曰く、プログラミングの勉強をして転職することは大変なことには間違いないのですが「なぜ自分はプログラミングを勉強するのか?」という部分がしっかりしている人はシンドいときに踏ん張れるそうです。
ここはテックエキスパートの説明自体はあまりなく、エンジニアを目指している人を支援してる時間のように思えました。良かったです。
ここまでで大体20分くらいが経過しました。
[box04 title=”エンジニア視点の解説”]IT業界について知識の足りないところは、その都度、適切に補足をしてくれました。IT業界について知識ない状態だと「自分に何ができるのか?」「自分にもできるのか?」が分からないと思います。無料カウンセリングは正しい知識で補足しながらもイメージを膨らませてくれました。
また、「なぜエンジニアになりたいのか?」はエンジニアとして転職活動をするとき、面接官に必ず聞かれる内容でもあります。練習にもなりますし、この20分に損はないと思います。
[/box04]テックエキスパートの説明
ここでいよいよテックエキスパートのプログラミングスクールの説明に入りました。
内容としてはざっくりというと
- 転職実績(成功率98.6%)、転職成功者200名以上
- 4人に1人が30代以上
- 日中コースと夜間コースがあり、割合は半々くらい
- メンター、キャリアアドバイザー、ライフコーチの3方向からサポート
といったテックエキスパートのプログラミングスクールの特徴を説明してもらいました。途中で私のほうからも質問をしたのですが、大体20分かからないくらいだったと思います。
これだけでは良し悪しが分からないと思います。そこでテックエキスパートからの説明に関してはエンジニア経験者の目線で何が良くて何が悪いのか?を解説していきたいと思います。
30代入れて転職成功率98.6%はわりとスゴイ
[box04 title=”エンジニア視点の解説”]4人に1人が30代にも関わらず、98.6%はスゴイです。IT業界は覚えること多いので、若い人を取りたがる傾向にあり、30代以降の転職成功率は下がるといわれてます。実際に私の会社でも転職してきた人はほぼ20代でした。
ちなみに同じ渋谷にあるDMM WEBCAMPも転職支援付きの大手プログラミングスクールで、転職成功率98%と公表しています。しかし、転職保証の対象は20代のみで実質20代の転職成功率と推測できます。
テックエキスパートは年齢制限は設けていません。4人に1人が30代にもかかわらず転職成功率98.6%です。ここからでも質の高さが推測できます。
[/box04]カリキュラムはけっこう良い、というか頭一個抜けてるレベル
[box04 title=”エンジニア視点の解説”]「ゼロから一人でサービスが作れる技術力」がテーマみたいないなことを説明されました。これ、なんでHPに詳しく載せないの?っていうくらい私の中でも評価が高かったです。たぶん現役バリバリで活躍している人から見ても「良いカリキュラムだ」って言うと思います。
解説します。エンジニアは大きくワケて2つに別れます。アプリエンジニア、インフラエンジニアです。簡単にいうとアプリエンジニアはスマホでいうツムツムとかパズドラとかモンストなどなど、アプリを作る専門の人です。インフラエンジニアはネットワークとかセキュリティとか目に見えないけど大切な部分を担当する人です。
基本的には、アプリとインフラで担当する人が違いますし、大手企業なら部署ごと違います。こうなるとアプリエンジニアはインフラのことよくわからないし、インフラエンジニアはアプリのことがよくわからない、という状況が生まれて連携が上手くいかないことが多々あります。
カウンセリングの資料を見たところ、テックエキスパートはアプリエンジニアとして活躍するために必要なこと、インフラエンジニアとして必要な知識を両方勉強できるカリキュラムになっています。つまり、インフラを理解しているアプリエンジニアになることもできるし、アプリを理解しているインフラエンジニアになることができますし、何なら全て担当するスーパーエンジニアになることもできるというわけです。
飲食店で「ホールとキッチン両方できます」なんていう人が応募してきたら優先度高めで採用しますよね。推測になってしまいますが、ここが就職率が業界で一番高い秘訣だと思いました。
[/box04]最後の質問タイム
一通り説明してもらい、最後に時間があまったので「質問ありますか?」とのことでしたのでいくつか質問しました。
「説明聞いて凄そうな印象を受けたけど、本当に実現できてるのかな?」という部分を確認するため、3つ質問で確認しました。
- カリキュラム優秀ですけど、大変そうですよね。ぶっちゃけ、どのくらい最後までやり遂げられてるんですか?
- 30代って何歳くらいまでの人がいるんですか?
- 転職した人の年収が気になります。
1つ1つ回答いただきました。
質問1:どのくらい最後までやり遂げられてるんですか?
これ、テックエキスパート側でしっかり数字をとっているみたいで完遂率94%だそうです。けっこういい数字ですね。
カリキュラムが600時間もあって完遂率94%なのでサポートがいいのかなと思いました。たしか説明でメンター、ライフコーチ、キャリアアドバイザーの3名体制でサポートにつくみたいな話があったので、うまく機能しているのかなという印象を受けました。
ちなみに100%ではないのは、例えば「結婚して地方に引っ越すので辞めます」「親の介護で」みたいな人もいるからだと思います。完遂率はどんな理由でやめたとしても計算に入れるので100%なら逆におかしいです。
質問2:30代って何歳くらいまでの人がいるんですか?
質問の意図としては、30代込みの就職成功率とか言いながら実質は30歳とか31歳とかしか取ってないんじゃないの?ごまかしてない?というところを確認したかったからです。
いま通っている現役スクール生で36歳の人もいるみたいです。
これはスゴイですね。36歳の人が就職失敗したら転職成功率が下がるわけですから。若いほうが就職しやすいので若い人を入れたほうが数字は良くなりますよね。
他のプログラミングスクールからは「何やってんの?」みたいに割と白い目で見られてるみたいなんですが、気にせず30代の比率を上げていきたいと言っていました。これはテックエキスパートの信念というかチャレンジ?ミッション?的なことだそうです。嫌いじゃないですね、こういうのは。
質問3:転職した人は年収が気になります。
これもテックエキスパート側でデータを取っているみたいです。詳細はカウンセリングの担当者がちょど資料もっていなかったので正確な統計を見たわけではないですが、年収400万円を超える人はたくさんいるということでした。直近では年収420~430万円できまった人もいるとのことでした。
もちろん、転職1年目の年収です。エンジニア未経験の1年目で400万円代なら数年で年収600万円を超える人もかなり多そうですね。
少し嫌らしい質問もさせていただきました。「低い人でどのくらいですか?」という質問です。年収300万円は下回らないと考えていただいて大丈夫とのことでした。最低でも月給25万円以上ということですね。
卒業生の多くが転職1年目の年収の上げ幅でプログラミングスクールの代金を回収しているそうです。
まとめ
テックエキスパートは優良プログラミングスクールで間違いないと思いました。また、全体を通して、満足できる無料カウンセリングだったと思います。
ただ、カウンセリングに関しては、エンジニア経験者から見たら「これスゴイじゃん!」と感じるところはあったのですが、エンジニア未経験者がその良さを理解できるかは少し疑問でした。そこは私の意見を参考にしていただければと思います。
あと入会後などは後日LINEから申し込む制度になっており、その場の勧誘などは全くありませんでした。「興味ある」レベルでも気軽に無料カウンセリングに参加していいと思いますよ。