GEEK JOBの就職先には大手企業も含めて優良
プログラミングスクールが紹介する就職先にはSES(システムエンジニアリングサービス)が多い、中小企業が多いと長く働けるか気になる方も多いようですが、どこのプログラミングスクールもそうかというとそういうわけではありません。
GEEK JOBが紹介する就職先は大手企業も含まれており、優良企業への紹介が多いと評判が高いことがGEEK JOBが人気である理由の1つとなっています。
ここでは、GEEK JOBの就職先について詳しくご紹介していきたいと思います。
就職先に優良企業が多い理由
GEEK JOBで紹介される就職先にはIT業界では有名な大手企業が多いのが特徴ですが、なぜそういった優良企業への紹介が多いのでしょうか。
紹介先企業の例:
- サイバーエージェント
- DMM.com Labo
- BOOK OFF Group
他多数紹介先あり
こういった企業へ派遣やアルバイトとしての紹介ではなく正社員として紹介があるので、GEEK JOBを選ぶ方も多いようです。
優良企業へいける3つの理由
GEEK JOBから優良企業への就職が多い理由にはどういったことがあるでしょうか。
理由には大きく分けて3つあります。
- オリジナルWEBアプリ(企画から開発まで全て体験可能)
- Javaをベースに勉強できる
- 母体がITフリーランスの案件紹介をしているのでIT企業とのコネクションが強い
ここでそれぞれについて見てみたいと思います。
オリジナルWEBアプリ(企画から開発まで全て体験可能)
GEEK JOBのカリキュラムにはオリジナルのWebアプリ開発も含まれています。
オリジナルのWebアプリは、1人で企画から実装まで行うので知識の習得だけでなく実践を含めてプログラミングスキルを確実に身につけることができるんですね。
・スキル習得には実践が大事
プログラミングを習得するには、プログラミングスクールで知識を習得するだけでなく、実践して知識を形にすることが大事です。
独学で失敗する方が多いのは、この「実践」が難しく、分からないことを解決できずに挫折してしまうことが大きな要因となっています。
GEEK JOBでは知識の習得から実践までを通したカリキュラムでプログラミングを学べるので、より実践に近いレベルのスキルを習得できるんですね。
Javaをベースに勉強できる
無料スクールではJavaを教えているスクールが多いですが、なぜJavaが採用されることが多いのでしょうか。
それは、多くのWebアプリ開発ではJava使用率が高く、Webアプリ開発の中ではJava使用率が世界ダントツの1位となっていることが理由として挙げられます。
フリーランスの案件で見ても、他の言語に比べてJavaを使った案件が多いことからみても使用率、需要の高さがうかがえます。
高単価フリーランス案件サイト「レバテック」の例:
・Javaのフリーランス(業務委託)案件数・・・298件(2019年5月現在)
画像引用元:レバテックの仕事検索
・PHPのフリーランス(業務委託)案件数・・・168件(2019年5月現在)
画像引用元:レバテックの仕事検索
Java、PHPともにWebアプリ開発でよく使われている言語ですが、PHPよりもJavaの方が約1.5倍多いことが分かります。
大手企業でもJavaを使ったWebアプリやWebシステムを使用しているところが多いため、フリーランスの案件数にもこういった違いが出てくるんですね。
GEEK JOBから大手企業への就職が多い理由には、
- 大手企業ではJavaを使っている企業が多い
- GEEK JOBではJavaを習得できる
というのが理由として挙げられます。
このように、Javaは比較的教えるのが難しい言語なので他のWebアプリ作成ができるRubyといった言語を教えるスクールが多いですが、GEEK JOBではJavaを選択できるのが強みといえます。
もちろんGEEK JOBではRubyも学ぶことができるので、Webアプリ開発の言語の中でも比較的習得しやすいRubyを希望することも可能です。
母体がITフリーランスの案件紹介をしているのでIT企業とのコネクションが強い
GEEK JOBではITフリーランスの案件紹介も行っているので、多数のIT企業との信頼関係がありコネクションが強いことも大きな理由となっています。
くわえて、GEEK JOBは自社のグループ会社への就職を促すのではないので、紹介先に制限があるといったしがらみがなく、大手企業や優良企業を厳選できるというわけなんですね。
噂の客先常駐(SES)ってどうなの?
プログラミングスクールで紹介される企業にはSES(システムエンジニアリングサービス)の企業が多いとよく言われますが、実際のところはどうなのでしょうか。
ここでは客先常駐(SES)について見ていきたいと思います。
まず客先常駐(SES)に会社規模は関係ない
客先常駐(SES)というと中小企業が多いというイメージがある方もいるかもしれませんが、実際にはそういったことはなく、会社規模は関係なく大手企業では年収1000万円を超える企業もあります。
IT業界でトップで共に年収1000万を超える企業例:
- 1位のNTTデータ
- 3位の野村総合研究所
いずれの企業も客先常駐ありの企業ですが、IT業界トップの企業でも客先常駐はよくあることなので、一概に「SESはやめといた方がいい」ということはありません。
このように、自社サービスを開発しているIT企業以外では客先常駐(SES)の業務形態になることはよくあることなんですね。
客先常駐(SES)ナシのリスク
では、自社サービスを行っている企業というとどういった企業が挙げられるかというと、
自社サービスを行っている企業例:
といった企業やサービスが自社サービスの例になります。
どの企業もIT業界に興味のある方にとってはとても魅力的な企業ですが、自社サービスを行っている企業なら「SESに比べてリスクは全くないか」というとそういうことではないようです。
・自社サービスの企業で考えられるリスクとは?
「自社サービスを行っている企業なら開発業務もできる!」と思うかもしれませんが、あくまで「サービスの提供を行っている」企業なので、必ずしも自社で開発ができるというわけではありません。
自社サービスを行う企業で考えられるリスクについて見てみると、こういったリスクが挙げられます。
①自社でサービスをやっているからといって自社で開発ができるわけではない。
自社サービスを展開している企業では、実際にはサービスの設計だけをして、開発は外注しているサービスが多いため、必ずしも自社でサービスを開発しているというわけではありません。
また、サービス内容の改善がメインで実際にプログラミングを実装するのは別の会社という場合もあり、自社サービスの企業に入れば必ず開発業務に携われるというわけではないというのが実情です。
②開発業務に携われないリスク
自社サービスを展開している企業に入ったけど、実際は開発業務以外の業務がメインということもあります。
例えばツイッター社であれば、ツイッターの作り込みをしているわけではなく、ツイッターのサービスについてどうするか?広告モデルをどうするか?といったものがメインになるので、開発業務よりもどちらかというと企画・運営がメインになります。
そのため、自社サービスの企業に入れば開発力やスキルが上がるかと言われたら、実際には開発以外の業務がメインということもあり、その場合は開発力を上げるのは難しいということになります。
③サービスの利用者が減少した場合は失業のリスク高
自社サービスの企業を見てみると誰もが知っているサービス、企業ばかりなので、ずっとその会社で働きたい!と思うところですが、IT業界は技術の進歩が著しい業界なので、そのサービスが今後もずっと利用される保証がないという面もあります。
提供しているサービスの利用者が少なくなればそれに伴ってサービスも規模を縮小したりサービスの提供を終了することもあるので、「サービスがなくなる」といったリスクもあるということなんですね。
アメリカの調査機関ピュー・リサーチ・センターでの調査結果によると、2018年9月時点でFacebookのユーザー数が42%減少しているという結果が報告されています。
自社サービスを展開している企業は基本的に1つのサービスに依存する傾向があるので、流行りが終わると会社も終わるということもあり得るということになります。
客先常駐(SES)のメリット
ここまで客先常駐(SES)がない場合のリスクについてみてきましたが、ここでは客先常駐(SES)のメリット面について見ていきたいと思います。
客先常駐(SES)というとネガティブな情報が多いので、できるだけ避けたいという方も多いかもしれませんが、実際には働く側に有利なメリットもあります。
①開発先を選べる。
客先常駐(SES)のメリットとしては、やはり開発先を選べるというのが大きなメリットになります。
Java、PHP、Rubyなど、上げたい開発スキルを磨ける開発場所(常駐先)を選べるので、習得する言語を選択しやすく希望があれば開発場所に異動することもできます。
一方、自社サービスを展開している企業では、基本的に1つの言語のみを使って開発業務を行うので、途中で他の言語を学びたい場合は希望の言語で開発できる企業に転職しないといけません。
例えば、TwitterはRubyで開発しているので、会社にいる限りRuby以外を学ぶことはできないので、Javaを学びたいならJavaを使っている会社に転職するしかない、ということになります。
②開発スキルをあげることに集中できる。
客先常駐(SES)は開発業務がメインになるので、開発スキルを上げることに集中できるというのもメリットです。
自社サービスの場合、開発業務以外にも広告の収益モデルの検証だったり、開発以上に重要な業務もあるため、開発業務以外のことも行うことがあります。
人手が足りなければ場合によっては人事異動で開発から離れることもあるので、自社サービスの企業では開発業務をメインに行うことが難しい場合もあります。
一方、客先常駐(SES)は開発こそメインの業務なので、開発から外れることはなく、開発業務に集中して開発スキルを上げることができるんですね。
いきなりGEEK JOBからフリーランスはリスクが高い
プログラミングスクールを修了してすぐにフリーランスとして働きたいという方も多いようですが、全くの未経験からプログラミングスクール修了後にすぐフリーランスで働くのはリスクがあることも知っておきたいですね。
フリーランスではどういったリスクがあるのか、知っておきたいポイントについてここで見ていきたいと思います。
フリーランスで仕事を受ける=案件における全ての責任を負うこと
フリーランスで仕事を受けると、期間の見積り・提示、開発業務、進捗管理、納品といった全ての工程を自分で管理して仕事を進めていくことになります。
フリーランスで仕事を受ける場合、
- クライアントから提示された品質のサービスをきちんと提供できるか
- 納期に合わせて進捗管理ができるか
といったことが大事な要素となり、もし納期遅れなどでクライアント側に損害が発生した場合や、提示された品質に及ばなかった場合は損害賠償を請求されることもあるので、フリーランスで仕事を受ける場合はこういったことをしっかり心得ておきましょう。
会社員(正社員)は守られている
フリーランスというと、自由に仕事ができる、会社に縛られない、たくさん稼げるといった「いいこと」だけが注目されがちですが、実際はとても厳しい面もあります。
フリーランスに労働基準法は適応されない
会社員(正社員)の場合は、労働基準法で働く環境や労働時間について法律で取り決めがあり、もし違反した場合は雇用主に改善を求めることもできますが、フリーランスは個人事業主になるので労働基準法に守られません。
また、会社員なら突然クビなんてことはほとんどなく、ある程度仕事の保証はしてくれますが、フリーランスの場合は仕事がなくなるというリスクも負わなければなりません。
フリーランスは社会保険の負担増、所得税、住民税を自分で管理
フリーランスの場合、年金も厚生年金ではなく国民年金に、健康保険も国民健康保険での支払いになるので社会保険料の支払い額の負担も大きくなり、加えて所得税、住民税の支払いも自分で管理することになります。
会社員であれば厚生年金や健康保険といった社会保険料の負担が低く、所得税、住民税の手続きも会社で行ってくれて、労働基準法できちんと守られているので安心して働くことができるという面があります。
こういったことを見ても、一見魅力的に感じるフリーランスという働き方ですが、よくよく考えてみるとリスクも多い働き方ということが分かります。
フリーランスとして働くということについて、こういった手続き面やリスクについてもきちんと知っておきたいですね。
フリーランスで働くならリスクを理解しておこう
このように、フリーランスで仕事を受ける場合は、この仕事はこのくらいで出来る、といった感覚や経験がないと難しく、いきなりフリーランスで働くのはリスクが高いので注意が必要です。
納期遅れや品質によってはクライアント側から損害賠償を請求されることもあるので、こういったリスクがあることも心得ておきたいですね。
フリーランスで仕事をする場合は、相談できる相手がいると様々なリスクに備えやすくなるので、セミナーや勉強会などでフリーランスの方と情報交換をしたり繋がりを持っておくと安心です。
また、フリーランスになると社会保険や所得税、住民税についても負担額が増えたり、税金の手続きも自分で管理することになるので、こういった面もきちんと理解しておきましょう。