女性プログラマーは増えている
将来のキャリアを考えてプログラミングを学びたいという女性がとても増えています。
最近では女性が働きやすい環境を整える企業も増え、女性もキャリアを積み仕事を充実させることが可能になりました。
そんな中、「手に職を」をと考えプログラミング業界に就職・転職したいという方も多く、興味はあるけどなかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
ここでは、プログラミングが女性におすすめな理由について詳しく見ていきたいと思います。
プログラミング業界は女性も多く活躍している
実は、10年ほど前とは違いプログラミング業界では女性が多く活躍しています。
IT業界の男女比率、全体の2~3割が女性
プログラミング業界は男性が多く仕事もハード、女性はあまり働いていないのでは?というイメージが強いですが、活躍女性が増え、現在IT業界では4~5人に1人が女性というデータがあります。
ソフトウェア業務の事業従事者数 | |
男性 | 506,584 |
女性 | 112,427 |
全体 | 619,011 |
増えている理由には、女性がキャリアを形成しやすい環境を整える企業が増えていることが挙げられます。
産休、育児休暇など、福利厚生のある企業の女性エンジニア比率は高い
ITエンジニアが働く企業は男性が多いイメージが強いですが、女性エンジニアもたくさん活躍しています。
ですが、中には男性比率が高い企業もあるのが実情です。
ここでは女性の多い企業の見分け方を知りたい方向けに、女性比率の高い企業を見分けるポイントについて見ていきたいと思います。
産休、育休などの福利厚生が充実している
女性が多い会社=出産、育児休暇を取得する社員が多い企業ということもあり、福利厚生に産休、育休といった出産、育児に関する制度が設けられている企業が多いです。
逆に福利厚生で産休、育休制度が設けられていない企業は女性比率が低い、もしくは結婚、妊娠、出産を機に退職している傾向があると考えられます。
このように女性が多い企業は女性が働きやすい環境を整えるため、産休、育休制度などが充実しており、女性に関わる福利厚生が充実している企業は「女性比率が高い」「女性が多数活躍している」IT企業だということがみてとれます。
福利厚生は求人票の待遇面をみればわかる
IT企業の福利厚生について確認する場合は、求人票の待遇面を見ると分かります。
求人票には仕事内容の他にも、休暇制度、福利厚生について明記されている欄があるのでここをチェックすると産休、育休制度の有無、取得実績、その他育児に関する福利厚生について確認できます。
実際の求人例を見てみると、
求人内容
【自社内での教育系コミュニケーションメディアの企画・開発】
給与例
- Javaエンジニア
- 前職:金融系SIerに5年勤務
- 現在:BtoC向けWEBアプリケーションの開発
- 年収:350万円(転職前)→450万円(転職後)
休日・休暇
- 子供手当(1人目/1万円、2人目/5000円)
- 産休・育休
福利厚生
- 産前産後休暇制度
- 子育て支援制度(短時間勤務制度、託児補助制度など)
引用元:マイナビ転職
上記の求人例では休暇制度、福利厚生についてはこのように明記されています。
産休・育休制度、子ども手当、子育て支援制度が充実している求人は女性比率が高い傾向があり、女性を積極採用しているとみることができます。
女性のプログラミングは出産後のキャリアに強い
プログラミングスキルがあると女性にとって大きなメリットが「出産後のキャリア形成に強い」ということです。
プログラミングを学ぶと就職する企業は多くがIT企業となりますが業種からみて、出勤して会社で仕事をする他にもネット環境があれば在宅形式でも仕事が可能な場合も多いんですね。
ここでは、プログラミングを学びスキルを積むことで働く女性にどのようなメリットがあるのかご紹介していきたいと思います。
IT企業は在宅ワークで働けるところが多い
IT企業はネット環境があれば仕事ができることも多く、自宅で仕事ができれば出産後も子育てをしながら長く働くことができます。
実際に育児サポートの一環として在宅勤務を認める企業もあり、子育てと仕事を両立しやすい環境があることで女性がキャリアを形成しやすくなったのはとても大きなメリットですね。
産休、育休制度のある企業が増えている
IT企業やエンジニア職は「多忙」「拘束時間が長い」「勤務時間が不規則」というイメージがあり、興味はあるけど拘束時間が長いのはちょっと・・・と思う方も多いでしょう。
最近では残業時間の削減、時短勤務、産休、育休の取得を推進する企業が増えているので、女性も働きやすい環境になってきています。
在宅で仕事ができる制度を設ける企業もある
お子さんがいる方は急な事情で仕事を休んだり早退しなければならないこともあります。
特にお子さんが小さい場合は、体調不良などで途中で保育園にお迎えに行かないといけない、急病で看病のために仕事を休まないといけない、なんてことはよくありますよね。
これから妊活、妊娠、出産を予定している方にとっても気になるところだと思います。
そんな育児中の急な休暇取得があっても安心して働けるように、在宅で仕事ができる制度を設けている企業もあります。
例:サイバーエージェント
IT業界大手のサイバーエージェントでは、女性が出産・育児を経ても働き続けられる職場環境の向上を目指して8つの制度を設けた「macalon(マカロン)」という独自制度があります。
「ママ(mama)がサイバーエージェント(CA)で長く(long)働く」という意味を持つこの制度では、
- エフ休・・・女性特有の体調不良の際に、月1回取得できる特別休暇。
- 妊活休暇・・・不妊治療中の女性社員が治療のための通院等を目的に、月1回まで取得可能な特別休暇。
- 妊活コンシェル・・・妊活に興味がある社員や、将来の妊娠に不安がある社員が、専門家に月1回30分の個別カウンセリングで相談できる制度。
- キッズ在宅・・・子どもの急な発病や登園禁止期間など、子どもの看護時に在宅勤務できる制度。
- キッズデイ休暇・・・子どもの入園・入学式や親子遠足、参観日といった学校行事や記念日に取得できる特別休暇。
- 認可外保育園補助・・・認可保育園・認証保育園に入れないために仕事復帰ができない社員を対象に、高額な認可外保育園料の一部を会社が負担することで社員の仕事復帰を促進する制度。
- おちか区ランチ・・・居住する市区町村によって異なる保活情報や育児にまつわる情報について、ママ社員同士で情報交換・相談できるよう、同じ市区町村に住むママ社員(妊娠中のプレママ社員・産休育休中のママ社員も含む)が集まるランチ代を会社が補助する制度。
- ママ報・・・ママ社員向けの社内報。産休・育休中の社員の自宅へ郵送し、お休み中でも社員と会社をつなぐ役割をします。
といった制度があります。(2019年3月現在)
中でも、キッズ在宅のように子どもの急な病気や看病時に在宅勤務できる制度はお子さんがいる方にとってはとても助かりますね。
在宅で仕事ができれば、
- 急なお休みを取得しても他のメンバーの負担が軽減される。
- 有給消化しなくても良い。
- 子どもを見ながら仕事ができる。
といったメリットがあるのでいいですね。
やはり、この制度の大きなポイントは「子どもを見ながら仕事ができる」というところではないでしょうか。
急な休暇取得は他の方に迷惑がかかるということで休む本人にも精神的負担がかかりやすいですが、在宅で仕事ができれば子どもを見ながら有給消化することなく仕事ができるのでいいですね。
プログラミングスキルがあるとこういった働き方ができる企業もあることは女性にとって大きなメリットです。
フリーランスで働くなら、在宅で好きな時にはたらける
女性にプログラミングがおすすめな理由の1つがフリーランス、在宅ワークで働けるということです。
- 会社に出社して働く
- フリーランスとして自宅で働く
どちらの選択もできるのがプログラミングの魅力です。
自宅で仕事ができれば結婚、妊娠、出産といったライフステージの変化にも対応しやすくなり、女性も長く働くことができます。
プログラミングスキルがあれば自宅で仕事をすることも十分可能なので、プログラミング業界に興味を持つ方は今後も増えると考えられます。
キャリアアップで収入も上がる
プログラミングの魅力は「スキルアップすれば関わる仕事の範囲が広がる」というところで、自分の頑張り次第でキャリアアップが可能なところです。
自分でどんどんスキルを習得していけば仕事の範囲が広がり、フリーランス、在宅ワークで受けられる案件も増え、単価も比例して上がっていきます。
やる気次第で仕事の報酬にも反映されやすいのでモチベーションを保って仕事を続けられるのも魅力ですね。
フリーランスのお仕事はどんなものがある?
実際の案件例を見てみるとこのようなお仕事があります。
引用元:LancersWebアプリ案件
こちらの案件は約5か月の開発期間で約500万円の報酬となっています。
1からWebアプリ開発ができ、フリーランスでお仕事ができるようになるとこういった高単価案件を受注することも可能なので、女性でも十分な収入を確保できます。
Webアプリ開発のスキルを1から習得できるスクールではCodeCampがおすすめです。Javascript、HTML5/CSS3を使ったWebアプリ開発をマンツーマン指導で学ぶことができるオンライン型のプログラミングスクールになります。
課題レビューは期限後も追加費用0円で提出可能なので「課題がなかなかうまくいかない」という方でもしっかりスキルを身につけるまで何度でも課題レビューを受けられます。
子育て中の方も受講しやすい
プログラミングスクールには女性の受講者が増えており、その理由には「手に職を付けたい」「在宅で仕事をしたい」という理由が大きなポイントとなっています。
結婚、妊娠、出産というライフステージの変化に対応する企業も増えているので、女性もエンジニアとして活躍できる環境が今後も普及していくことでしょう。
女性でも、仕事をしながら、子育てをしながら受講したい方が多く、営業時間が長い、土日も営業している、マンツーマンでしっかり教えてもらえるスクールは受講しやすさが魅力です。
ぜひ今からでもプログラミングスクールでスキルを習得して、
- エンジニアとして就職
- フリーランス、在宅ワーク
といった将来の働き方の選択肢を増やしていきたいですね。